墓地内のせまい路地の奥のほうにこの現場があります。ここまで材料を運ぶには、小型の運搬車を使用しなければなりません。ここは外周をブロックで仕上げ、その上に延石を乗せるという仕様です。前を通る通路は斜めに下っており、その道もセメント仕上げを行います。
最初はこのように何もない現場でした。ここから新規に墓地を2区画作ります。』ブロックを設置する部分をミニショベルカーで掘ります。
掘った部分に砕石を敷き、機械でたたいて固めます。こうして下地を作ってからセメントを敷き詰めます。
セメントの上にブロックを等間隔で水平になるように並べます。
ブロックの強度を上げるために、鉄筋を入れてセメントで固定します。
ブロックを外周に配置すると、今度は中荷の砕石を入れて再度機械でたたいて固めます。
石棺を配置してから三度機械でたたきます。重いお墓がここに乗るわけですから、何度もたたいて強度を上げておかないと、数年後基礎が傾いてしまうなんてことが起きかねません。
本体墓の基礎工事です。本体墓に合わせて基礎のサイズを決め、鉄筋を入れてナマコンを入れていきます。
生コンを入れ終わりました。固まるまでこのままです。固まりましたら、いよいよ本体墓の建立です。
お墓は地廻り、下台、中台、上台、竿と基本的にパーツが分かれていますが、地回り、した大はこのように一般的に複数のパーツに分かれています。そのため施工するときは金具で固定して、セメントで固めて仕上げという工程を踏みます。
通路を作ります。この上にセメントを敷いて仕上げます。
お墓の後ろ側も同様にセメントで仕上げて通路を作ります。
竿をのせて本体墓は完成です。あとは敷地内の細かい部分を仕上げます。
バーナータイルを敷き詰めて通路を作ります。入り口の階段からお墓までの道になるわけです。
これで仕上がりです。灯籠、戒名板などを配置して、仕上げ砕石を敷き詰めて終わりになります。